解決事例10　 提携先と連携して、複雑な相続を解決したケースのご相続

概要

弊社主催の相続相談会からご相談いただいたM様70代女性。

お子様がいらっしゃらず、旦那様が亡くったことによる相続のご相談です。

相続人様としては配偶者であるM様と旦那様のご兄弟３名ですが、長期間に渡り交流がなく、いわゆる疎遠という状態です。

旦那様も自身の将来のことを心配し、遺言書の作成を検討している中での突然の相続でした。

M様は今後の進め方が分からないとのことで、弊社にてご面談させていただきました。

解決内容

今回の場合は、ただ連絡が取れないのか、それとも関係性が悪く紛争性があるのかが論点となります。旦那様の財産を網羅的に調査のうえ、提携先弁護士から、まずは手紙でご兄弟に慎重に接触していきました。

２名様は事情をご理解いただき財産を取得しないとのご意向でしたが、残りの１名様については権利を主張されましたので、Ｍ様と相談のうえ、帰属する権利相当額の分配ということで早期解決を実現いたしました。

弊社の業務としましては、高齢のＭ様に代わり、遺産相続手続き全てを代行し、財産の分配までも実施させていただきました。

総括

このような紛争性のある相続は、弁護士の介入が必須となります。

弊社については相続を得意としている弁護士との連携もあるため、弊社が窓口となりワンストップで対応することが可能です。

また今回のご相続については、公正証書遺言の必要性を強く実感いたしました。

お子様がいらっしゃらないご夫婦の方は、公正証書遺言の作成を強く推奨します。

遺産相続手続きについては各種期限等もあるため、ご相談が解決への近道となります。
相続相談をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。