解決事例9 10年以上前の相続について、遡って手続きを行ったケースのご相続
概要
弊社のパンフレットを見てご連絡いただいたN様60代男性。
10年以上前にお父様を亡くされていますが、その際一切の相続手続きを行っておらず、不動産の名義もお父様のまま、預金口座も凍結していないとのことです。
いつかはやらなければならないとお思いでしたが、弊社のパンフレットをみて手続きを進めることを決心されたとのことです。
解決内容
まずお父様の名前のままの財産を洗い出すこと及び、現在相続する権利が誰にあるのかを確定する必要があるため、金融機関への照会や戸籍謄本等の取得を行いました。
その結果、お父様の相続発生時において相続人様は4名でしたが、現在に至るまでに当時の相続人様の中に亡くなっている方がいらっしゃった為、現在の相続人様は7名となり、全員に署名捺印をいただくことにより、お父様の相続手続きを完結することができました。
総括
遺産相続手続きについては、期限がある手続き、期限がない手続きなど様々な手続きがございます。
今回のN様の場合は、期限がない手続きのみだったため、10年以上も手続きが行われないまま時間だけが経ってしまいました。
遺産相続手続きを速やかに行わないと、相続する権利を持った人(相続人様)に相続が発生する可能性があり、その場合は更に相続関係が複雑になります。
期限がない場合についても、遺産相続手続きは速やかに行いましょう。
遺産相続手続きについては各種期限等もあるため、ご相談が解決への近道となります。
相続相談をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。