解決事例8 依頼先が相続手続きの一部しか対応できないケースのご相続
概要
旦那様を亡くされたM様60代女性からのご相談です。
旦那様は賃貸不動産を複数お持ちで、いわゆる富裕層であり顧問税理士もついています。
相続の発生を顧問税理士に伝えると、相続税についての話がありましたが、
- 資料についてはすべてM様に集めていただく必要がある
- 財産の名義変更関係については対応していないので、自分で何とかして欲しい
M様としては悲しみの中であるため、可能であれば全ての手続きをお願いしたかったが、突き放された気持ちとなり、相談に行った最寄りの金融機関様からの紹介で弊社にてご面談させていただきました。
解決内容
M様とお話しし、税理士事務所では顧問税理士の先生のおっしゃる通り、名義変更関係については対応していないことが一般的であることをご説明いたしました。
そのうえで、弊社であれば行政書士法人と税理士事務所の2つの側面より、書類の収集から名義変更関係についても一括して代行することができるとご説明し、顧問税理士の先生にも納得いただいた上、弊社で全ての相続手続きを代行いたしました。
また財産が多額であるため、二次相続を考慮したうえで遺産分割案をご提案し、申告期限前に預貯金の解約も行い、納税資金に充当することができました。
総括
今回のように相続税申告を税理士に依頼しようとすると、書類は自身で集める必要があり、また財産の名義変更関係は対応していないというケースが珍しくありません。
各種書類の収集や名義変更手続きは、日中に何度も金融機関や役所等に出向く必要があり、かなりの労力を要するものとなります。
リテックでは、このような煩雑な手続きをすべて代行いたしますので、相続人様の負担は最小限で手続きを完結することが可能です。
遺産相続手続きについては各種期限等もあるため、ご相談が解決への近道となります。
相続相談をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。